司法試験不合格者の就職活動
某転職のエージェントの話を聞いてきました。
①司法試験に挑戦するか、腹をくくって就職活動をするか絞った方がいい
内定が決まったら、1か月から2か月で就職することになる。
そのため、基本的には「不合格だった時に就職」というようなことはできない。
また、司法試験に未練を残したまま内定をもらって、
再度司法試験を受けたいと思って内定辞退をすることになった時、
お互いにとって時間の無駄になる、ということでした。
②ボーダーは30歳前後
細かな事情は会社によって異なるが、
大体の場合、職歴なし法科大学院卒の就職のしやすさは30歳で変わる。
逆に言うと、25歳から28歳頃の1年の差はほとんどない、ということでした。
具体的な求人情報は後日送ってくれるようです。
転職エージェントにもかかわらず、
もう一度受けてもいいのではないかと提案していただいた。
人として接して頂いているようで、ありがたかったです。
今後どうするかは、また考えます。
おわり
司法試験不合格の場合のセーフティネット
来年、司法試験を受けるとしても、
落ちたときのためのリスクヘッジは必要であろう。
考え得る限りの選択肢とその検討をしようと思う。
①他資格の受験
ア 司法書士
必要な勉強時間は3000時間。
試験科目は、
不動産登記法/商業登記法/民事訴訟法・民事執行法・民事保全法/
供託法/司法書士法と
司法試験科目以外の試験科目を勉強する時間は、
3000時間に司法試験科目以外の配点分を割合をかけて、約2000時間。
司法試験後、司法書士試験(7月)までの約2か月で勉強することは不可能。
選択肢から外れる。
イ 行政書士
必要な勉強時間は600時間。
試験科目は、
政治・経済・社会、情報通信・個人情報保護、文章理解
司法試験科目以外の科目を勉強する時間は、約120時間。
試験は11月なので、現実的な範囲であろう。
②公務員試験
勉強時間は約1000時間.
司法試験科目以外の勉強が多い。
試験時期も同時期であるから、困難であろう。
③一般企業への就職
ア 転職サイトを使用した就職
法科大学院卒の人材専門の転職サイトがある。
(株)エリートネットワーク、Legal Mapなど。
就職可能性について、要調査。
イ 法務派遣
Leagal Mapによるサービス
具体的な内容については要調査。
おわり
はじめに
はじめまして。タクと言います。
私は、令和3年度の司法試験に落ちました。
不合格はこれで2度目になります。
もう一度受けるか、別の道を模索するか、まだ決めてはいませんが、
自分の備忘録として、
また、同じ悩みを持った誰かの役に立てればと、
このブログを始めます。
よろしくお願いします。